藤棚
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写真は天王川公園南部にある藤棚
 天王川公園の南部は緑地となっており、東側の堤防に沿って広大な藤棚があります。津島は古来「藤浪の里」と呼ばれ、フジは津島市の花に指定されています。フジが満開の頃(通常、4月末から5月初旬のゴールデンウィーク)、天王川公園では「藤まつり」が開催されます。この藤棚は昭和53年(1978年)から57年にかけて造られ、平成4年に増設され、総面積4,530平方メートルの壮大なスケールを誇ります。フジには、野田藤、白野田藤、八重黒竜(やえこくりゅう)、九尺藤、曙藤、匂藤(においふじ)、長崎一才藤(ながさきいっさいふじ)、紫花美短(むらさきかぴたん)、白花美短(しろかぴたん)などの種類がありますが、天王川公園には、そのほとんどの種類があり、花期には甘い香りを放っています。


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