蔵の道
photo
写真は蔵が並ぶ道、通称、蔵の道と呼ばれている。
 堤下神社前から東に続く路地を入ると蔵が並んでいます。この道は本町筋の裏通りに相当し商店の裏口となり、石垣が組まれた上に蔵が並んでいて、通称、“蔵の道”と呼ばれています。この石垣には“打ち出の小槌”の形に石を組んだ箇所もあり、津島を訪れる観光客に人気があります。この路地をさらに進むと宝泉寺前、または本蓮寺前の路地に出ます。

<周辺情報>
 蔵の道から天王通りに戻る途中に本蓮寺(妙栄山本蓮寺 ほんれんじ 池麩町18 日蓮宗)があります。本蓮寺の境内は、ブロック塀に囲まれ空色のトタンが張られた本堂が特徴ある景観を作り出しています。御本尊は法華三寶尊です。寺伝では、津島大橋家の祖大橋貞経が愛知郡中根村(現・名古屋市瑞穂区中根町)に法華寺を建立し、その後、明徳3年(1392年)に津島へ移したと伝えられています。当寺も良王伝承に関わりがあります。良王君の御子神王(みわぎみ)は大橋家に入り大橋信重と名乗りました。当寺は神王の菩提寺で、法名が寺名となっています。良王君については「津島の歴史」を参照して下さい。


close