白山社
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写真は天王通りにある白山社
牛王山 観音坊 かんのんぼう 天王通6−43 真言宗 駐車場無し
 現在天王通りに面して白山社があります。白山社は観音坊の鎮守社でしたが、明治元年の神仏分離令により分離させられました。白山神社は市内各所にもありますが、本山は石川県鶴居町にある白山ヒメ神社です。石川・岐阜・福井の県境に聳える霊峰・白山を神格化した神社で、石川・岐阜・福井の各登山口に関連寺院があります。なお、霊峰・白山は津島のある濃尾平野からも見えます。
 天王通りから路地へ入ると観音寺があり、「四国88ヶ所霊場」「厄除け祈願」といった赤い幟がはためいており、通りに面して「十二支御本尊礼拝殿」が建っています。観音寺はかつて海東郡見越村にありましたが、江戸時代初期・慶長13年(1608年)に当地へ移転し、津島牛頭天王社の社僧坊に加わりました。観音坊はかつて白山信仰の先達であり、白山中居神社の虚空蔵菩薩信仰に属し、織田信長の父・信秀以来、白山先達を安堵され、信秀・信忠の安堵状が残されていました。観音寺は海東西新四国八十八ヶ所六十番札所です。なお、現在の観音坊横には赤い鳥居の「三吉稲荷陀枳尼天(稲荷)」があります。


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