神社で行われている年間祭事は「歳時記」の頁にありますが、ここでは代表的な“茅の輪くぐり”と“おみとまつり”について紹介します。 “茅の輪くぐり”は1月4〜7日、拝殿前に作られた茅の輪を一年の無病息災と厄払いを願いながら、8の字を描くようにくぐります。「蘇民将来」の古事にちなんだ新春の行事で、たくさんの初詣客が輪をくぐっています。 “おみとまつり”は旧暦2月1日午後8時、本殿の扉を開き、内陣に献饌(内部の神様にお供えする)、本殿の御幣(ごへい)を更新する御神事「開扉祭」です。御神事では、葦の大松明一対が拝殿の前で燃やされます。この葦の大松明一対は火が付いたまま男衆に担がれ、社務所前から楼門をくぐって拝殿前まで運ばれます。境内で大松明が燃え盛る中、神事が執り行われます。この松明の“燃えかす”を家に持ち帰り、家に祭っておくと厄除けになると信じられており、たくさんの参拝客が殺到します。 |