大龍寺
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写真は山門から見た大龍寺本堂です。
亀伯山 大龍寺 だいりゅうじ
北町113 浄土宗西山派 境内に駐車可
 山門への参道入口に「当国22番札所観世音菩薩・安政4年」の石碑と地蔵堂が建っています。山門をくぐると正面に本堂、境内右に美しい庭園があります。本堂横には松の巨木があり屋根上まで枝を伸ばして、とても風情のある景色となっています。
 本堂の御本尊は阿弥陀如来、また、他に隅観音と呼ばれる十一面観音像があります。この像は開帳すると不吉な事が起きるとされ、秘仏となっています。
 当寺には織田信長の長男・信忠が天正4年(1576年)に出した禁制が伝わっています。
 また、『信濃宮伝』『浪合記』という古書が伝わっています。『浪合記』については「津島の歴史」の項を参照下さい。『浪合記』によると、大龍寺は永享8年(1436年)に後醍醐天皇のひ孫・良王君(よしたかぎみ)が父・尹良親王(ゆきよししんのう)の菩提を弔うために建立したことになっています。大龍寺は海東西新四国八十八ヶ所六十四番札所です。


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